節約!という論理と、将来への投資のせめぎ合いをされていますか? どこかで会社設立だけが目的化してませんか?

今日は問いかけからです!
時に、いまめざしておられる目的そのものが、会社を設立し、会社を成功させることではなく・・・会社設立が最優先の目的であり、そのコストを下げることにだけ固執している事例があるようにもお聞きします。

わたしどもでは現物出資で設立される場合、オプションの設定をしています。もちろん、電子定款だけを依頼頂いた場合で、お客様ご自身が公証人に現物出資の内容を確認されて、問題ないとされた場合には、オプションの設定はありませんが。
ところで、問題がないとはなにか、ふと思うのですが、あくまでも、登記する上では、書式上では支障がないということに過ぎないように思います。決して、その出資が適正とされたわけではないのです。

会社設立後出資者などの補填義務

料金の範囲で最大のサービス、とした場合、余計なことなのかも知れませんが、現物出資で設立の場合、1項目毎にチェックするようにしています。もちろん、お客様を訪問して、そのものを確認することまでは出来ませんが、電子定款に署名するからには、一応のチェックをする必要があるように感じるからです。
ある事例では、店舗に設置した設備機器が現物出資とされていました。その機器が店舗に付帯するものなのか、残置物とされる設備なのか、取り外して換金性があるものなのか、検討しまして、お客様にも説明した上で、結局は出資に含めないことになりました。
余計なことだったのか、適切なアドバイスなのか、いまも思うのですが、特に株式会社では、現物出資でのものの評価は適正であることが求められます。もしもの場合、出資者などの補填義務も生じます。
現物出資のオプションも然りですが、オプションにはそれなりに意味があり、設定しています。

主題からそれた点もあり、今後掘り下げて話題にしたいのですが、単に、目先のコスト以上に、なにか大切なものを知って頂けたらいいのですが。

 

 

 

 

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