朝日新聞で最初に記事になったようですが、注文しても支払わない、というよりも、そもそもが注文と支払いは別物と考えている方が意外に存在しているもの。
記事は以下の内容ですが、過去30年ほど前から起きていたのですが、少額だから、と放置されてきた結果、顕在化してきたものでしょう。通販で200億円としていますが、リアルでの取引でも実際は意外と多く、実損はもっと大きな金額なのは間違いありません。
対策は?とするなら、少額かどうかにかかわらず、回収していく以外にないと言えます。
通信販売であれこれ注文し、最初から代金を支払う気がない人たちがいる。
年間約200億円とも推計される通販の未払い。
中小の業者が「意図的未払い者」対策に乗り出している。
都内の住宅街にある古いアパートを訪ねると、50代の男性が出てきた。
ある通販業者にお茶を注文し、支払っていないという。
注文名義は女性。「友達の代わりに注文して受け取っている」と言うが、別人の名前で注文する理由を聞くと口ごもった。
取材中も宅配業者がまた別の女性宛ての冷凍の荷物を持ってきた。
男性は中身が分からず「これは何だったかなぁ。食べ物だったかなぁ」。
最初から払う気がないのではと問うと「それはない。つい忘れてしまうだけ」と笑った。