科学での正論が、やっと登場するようになったことは歓迎すべきことである!お涙頂戴では科学は成り立たないことをわたしたちも知るべきことと思う。理研も含め、「STAP細胞の有無」の問題に、問題をスリ替え、大衆の関心をそこに惹きつけようと図ったマスコミなどの報道の姿勢には賛同し得ない。ただ、お手軽に芸能人もどきなどのコメントを報じるマスコミには正直呆れ果てる以外にない!あの有名なベートーベンの大家・佐村河内守氏に聞くのなら、まだしも。
「文部科学省のガイドラインでは、捏造などの疑いを持たれた場合、疑いを晴らす責任は、研究者の側にある。その際には、実験ノートなどの証拠を示すことが必要で、きちんとした証拠を示せないと不正行為とみなされてもしかたがない」(阪大・中村征樹氏)
「研究の世界で画像データの切り張りは許されない。サイエンスの基礎が教育されていない」「実際に実験したとの証拠が示せなかった段階でもう終わりだ」(京都大学医学部。長田重一教授=細胞が自滅する「アボトーシス」と呼ばれる体内現象の研究で世界的に有名)
さて、某ノーベル賞候補の女性の主張での論点は以下が主である。
1.(私は)TAP細胞の作製に200回以上成功した。(だから、STAP細胞は存在する)
2.STAP細胞作製にはコツとレシピがある。
3.実験ノートも開示できない。
4.第三者の研究者で成功した者もいるけれど、個人の名前は公表できない。(大学の研究室ではない?)
誰も、理研も、STAP細胞の存在を現時点までにおいては、問うていない!そこに争点をすり替えさせてはいけないのです! 研究はどうだったのか、大学院の件を含め、論文はどうなのか?
芸能ニュースと混同してはいけない! この国の信用が問われているのだから!